【Excel】SUMIF関数の使い方を完全解説!条件に合う数値だけを合計する基本から応用まで
Excelで売上リストなどを作成しているとき、「特定の商品だけの売上合計を知りたい」「Aさんの担当分だけを合計したい」と思ったことはありませんか?そんな時に大活躍するのがSUMIF関数です。SUMIF関数を使えば、「もし〇〇だったら、合計する」という条件付きの合計が簡単に計算できます。
SUMIF関数の基本的な使い方(構文)
SUMIF関数は、3つの情報(引数)を指定して使います。
=SUMIF(範囲, 検索条件, [合計範囲])
それぞれの引数が何を意味するのか、下の図と合わせて見ていきましょう。
範囲: 検索条件に合うかどうかを調べるセル範囲(例:商品名が並んでいるB列)検索条件: 合計したいデータの条件(例:"Aペン"、">100" など)合計範囲: 実際に合計する数値が入ったセル範囲(例:売上が並んでいるC列)
最後の[合計範囲]は、範囲と同じ場所を合計したい場合は省略できます。
実践!SUMIF関数の使い方をマスターしよう
それでは、具体的な例を使ってSUMIF関数の使い方を見ていきましょう。
ケース1:特定の文字で合計する
商品名が「Aペン」である売上だけを合計してみましょう。F2セルに合計を計算します。
=SUMIF(B2:B11, "Aペン", D2:D11)
これは、「B2からB11の範囲で "Aペン" という文字を探し、見つかった行に対応するD2からD11の数値を合計しなさい」という意味になります。
ケース2:数値の条件で合計する(比較演算子)
単価が「150円以上」の商品の売上を合計します。検索条件に「">="」(以上)などの比較演算子を使う場合は、ダブルクォーテーションで囲むのがポイントです。
=SUMIF(C2:C11, ">=150", D2:D11)
ケース3:一部が一致するもので合計する(ワイルドカード)
商品名に「ペン」という文字が含まれるすべての商品の売上を合計します。「*」(アスタリスク)は、どんな文字にも当てはまる便利な記号(ワイルドカード)です。
=SUMIF(B2:B11, "*ペン*", D2:D11)
SUMIF関数と合わせて覚えたい関数
複数条件なら「SUMIFS関数」
「"Aペン"で、かつ担当者が"田中さん"」のように、条件が2つ以上ある場合はSUMIFS関数を使います。SUMIFの最後にSが付いただけですが、引数の順番が少し違うので注意しましょう。
=SUMIFS(合計対象範囲, 条件範囲1, 条件1, 条件範囲2, 条件2, ...)
件数を数えるなら「COUNTIF関数」
合計ではなく、「"Aペン"は何回売れたか?」のように条件に合うデータの件数(個数)を数えたい場合は、COUNTIF関数が便利です。
よくあるエラーと対処法
正しく入力したつもりでも、なぜか計算結果がおかしくなることがあります。よくある原因を見てみましょう。
- 計算結果が「0」になる: 検索条件の文字列が間違っている(例: "Aペン" と "Aペン" の全角半角の違い)、検索範囲にデータが存在しない、などが考えられます。
- #VALUE! エラーが出る: 「範囲」と「合計範囲」で指定したセルの行数や列数が異なっている場合に発生します。範囲が `B2:B11` なら、合計範囲も `D2:D11` のようにサイズを揃えましょう。
まとめ
SUMIF関数は、膨大なデータの中から必要な情報だけを抜き出して合計できる、非常に強力なツールです。
- 基本の構文は
=SUMIF(範囲, 検索条件, 合計範囲) - 比較演算子やワイルドカードを使えば、より柔軟な条件設定が可能
- 複数条件なら「SUMIFS」、件数を数えるなら「COUNTIF」と使い分ける
- エラーが出たら、範囲のサイズや検索条件の文字列を見直そう
ぜひ、SUMIF関数をマスターして、日々のExcel業務を効率化してください。