【Excel】日付を入力するだけで曜日を自動表示!TEXT関数と表示形式を使いこなそう - デジラボ

サムネ

こんにちは!デジラボの筆者です。
Excelでシフト表やスケジュール管理をしていると、「日付を入力したら、隣のセルに曜日も自動で表示されたらいいのに…」と感じたことはありませんか?
毎回カレンダーを確認しながら曜日を手入力するのは、時間がかかりますし、入力ミスの原因にもなりますよね。
実はExcelには、日付さえ入力すれば、曜日を自動で表示してくれる便利な機能が備わっています。
この記事では、Excel初心者の方でもすぐに実践できる、日付から曜日を自動で表示する2つの基本的な方法から、少し応用的な方法まで、分かりやすく解説していきます。
この記事を読み終える頃には、あなたも曜日表示をマスターし、Excel作業の効率を格段にアップさせることができるでしょう!

一番カンタン!セルの書式設定で曜日を表示する方法

「とにかく手軽に、見た目だけ曜日が分かればOK!」という方におすすめなのが、セルの表示形式を変更する方法です。数式を使わないので、初心者の方でも直感的に設定できます。

手順解説

操作はとても簡単です。

  1. まず、A列に日付を入力します。
  2. 曜日を表示させたい日付のセル(ここではA2セル)を右クリックし、メニューから「セルの書式設定」を選択します。
  3. (ショートカットキー Ctrl + 1 でも表示できます)

  4. 「セルの書式設定」ダイアログボックスが表示されたら、「表示形式」タブの中の「ユーザー定義」をクリックします。
  5. 「種類(T)」と書かれた入力ボックスに、後述する「表示形式コード」を入力します。ここでは例として (aaa) と入力してみましょう。
  6. 入力ボックスのすぐ上にサンプルが表示されるので、確認して「OK」をクリックします。

たったこれだけで、日付の表示が曜日に変わりました!同じように、他の日付にもオートフィルで書式をコピーすれば、一瞬で曜日を表示できます。

表示形式の種類

「ユーザー定義」で入力するコードによって、曜日の表示スタイルを自由に変えられます。代表的なものをいくつかご紹介します。

種類 入力するコード 表示例
(月) (aaa) (金)
aaa
月曜日 aaaa 金曜日
Mon ddd Fri
Monday dddd Friday
日付と曜日 yyyy/m/d(aaa) 2025/8/15(金)

メリット・デメリット

メリット

  • 数式を使わないので非常に簡単。
  • 元の「日付データ」はそのまま保持される。
  • デメリット

  • あくまで「見た目」が変わるだけで、セルの値は日付のシリアル値のままです。
  • そのため、「もし月曜日なら~」といった、曜日を条件にした計算や処理には使えません。
  • 曜日を文字列として扱える!TEXT関数で表示する方法

    「曜日を使ってIF関数で処理を分けたい」「曜日の文字列を他の文字と連結したい」という方には、TEXT(テキスト)関数を使う方法がおすすめです。

    この方法を使えば、曜日を「文字列」として別のセルに取り出すことができます。

    TEXT関数とは?

    TEXT関数は、「指定した値を、好きな表示形式の文字列に変換する」ための関数です。

    基本の構文

    = TEXT(値, "表示形式")
  • 値: 日付が入力されているセルを指定します。
  • 表示形式: どのような文字列にしたいかを指定します。" "(ダブルクォーテーション)で囲むのを忘れないようにしましょう。
  • 具体的な数式例

    例えば、A2セルに 2025/8/15 と入力されている場合、B2セルに曜日を表示させるには以下のように入力します。

    = TEXT(A2, "aaa")

    こうすると、B2セルにという文字列が表示されます。
    表示形式のコードは、先ほどの「セルの書式設定」で使ったものと同じものが利用できます。

    目的 B2セルに入力する数式 表示結果
    (月) = TEXT(A2, "(aaa)") (金)
    月曜日 = TEXT(A2, "aaaa") 金曜日
    Mon = TEXT(A2, "ddd") Fri
    Monday = TEXT(A2, "dddd") Friday

    メリット・デメリット

    メリット

  • 曜日を「文字列」として取得できるため、IF関数やCOUNTIF関数など、他の関数と組み合わせた処理が可能になる。
  • デメリット

  • 数式を入力する必要がある。
  • 元のセルとは別のセルに結果が表示される。
  • 【応用】もっと自由に!WEEKDAY関数とCHOOSE関数を組み合わせる方法

    「月曜日を『月曜』と表示したい」「英語表記を『(Fri.)』のように特殊な形にしたい」など、決まった表示形式では対応できない、もっと自由に曜日を表示したいという上級者向けのテクニックです。

    ここではWEEKDAY(ウィークデイ)関数CHOOSE(チューズ)関数を組み合わせます。

    WEEKDAY関数とCHOOSE関数とは?

  • WEEKDAY関数: 日付に対応する曜日を1~7の数値で返します。例えば、日曜日なら1、月曜日なら2...という具合です。 =WEEKDAY(日付のセル)
  • CHOOSE関数: 指定された番号に基づいて、リストの中から値を選んで返します。 =CHOOSE(番号, 値1, 値2, 値3...) 例えば =CHOOSE(2, "A", "B", "C") であれば、2番目の"B"が返されます。
  • 組み合わせた数式例

    この2つを組み合わせることで、「WEEKDAY関数で得られた曜日の数値(1~7)を、CHOOSE関数の番号として使い、自分で設定した曜日の文字列リストから値を選ぶ」という処理ができます。

    = CHOOSE(WEEKDAY(A2), "日", "月", "火", "水", "木", "金", "土")

    この数式は、以下のように動作します。

    1. WEEKDAY(A2)で、A2セルの日付の曜日番号を取得します(2025/8/15は金曜日なので6が返されます)。
    2. CHOOSE(6, "日", "月", "火", "水", "木", "金", "土")となります。
    3. リストの6番目の値である"金"が表示されます。

    この方法なら、"日曜"、"月曜"のように表示したり、"☆SUN☆", "★MON★"のような完全にオリジナルの表記にすることも可能です。

    まとめ:目的に合わせて最適な方法を選ぼう!

    今回はExcelで曜日を自動表示する3つの方法をご紹介しました。 最後に、それぞれの方法の特徴とおすすめのシーンをまとめます。

    方法 特徴 こんな人におすすめ!
    セルの書式設定 数式不要で一番簡単。見た目だけを変える。 とにかく手軽に曜日を表示したい
    曜日を使った計算はしない
    TEXT関数 曜日を文字列として別セルに取り出す。 曜日を条件にIF関数などで処理を分けたい
    COUNTIFで曜日ごとの日数を数えたい
    WEEKDAY + CHOOSE 曜日の表示を完全に自由にカスタマイズできる。 「(月)」や「月曜日」以外の特殊な表記をしたい
    数式に慣れている上級者

    まずは簡単な「セルの書式設定」から試してみて、もし曜日データを使って何か処理をしたくなったら「TEXT関数」を使う、という流れがおすすめです。

    曜日を自動で表示させるテクニックを覚えれば、手入力の手間とミスが減り、あなたのExcel作業はもっと速く、正確になります。
    ぜひ、明日からの業務に活用してみてくださいね!