【Excel】COUNTIFS関数の使い方|複数条件に合うデータ数を数える方法
「東京支店」で、なおかつ「営業部」に所属するメンバーの人数を数えたい…そんな複数の条件にすべて一致するデータの個数を数えたいときに絶大な威力を発揮するのがCOUNTIFS関数です。COUNTIF関数から一歩進んだ、より高度なデータ集計が可能になります。
COUNTIFS関数の基本的な使い方
COUNTIFS関数は、「条件範囲」と「条件」をセットで指定していきます。条件は最大127個まで追加できます。
=COUNTIFS(条件範囲1, 条件1, [条件範囲2, 条件2], ...)
例えば、「支店名リストの中から"東京"を探し、かつ、部署名リストの中から"営業部"を探す」といった形で、条件をどんどん追加していくイメージです。
=COUNTIFS(B2:B11, "東京", C2:C11, "営業部")
実践!COUNTIFS関数の応用テクニック
COUNTIFS関数は、比較演算子や日付と組み合わせることで、さらに複雑な集計が可能になります。
ケース1:数値範囲で数える(〇〇以上かつ△△未満)
テストの点数が「80点以上」で、かつ「90点未満」の人数を数えます。
=COUNTIFS(D2:D11, ">=80", D2:D11, "<90")
ケース2:日付の期間で数える
契約日が「2025/4/1」から「2025/4/30」までの件数を数えます。日付も数値と同様に比較演算子が使えます。
=COUNTIFS(E2:E11, ">=2025/4/1", E2:E11, "<=2025/4/30")
ケース3(応用):OR条件で数える
「東京」支社または「大阪」支社の人数を数えたい場合、COUNTIFS関数は直接OR条件を扱えません。しかし、COUNTIFS関数を複数回使って足し算することで実現できます。
=COUNTIFS(B2:B11, "東京") + COUNTIFS(B2:B11, "大阪")
※このケースでは、シンプルなCOUNTIF関数を2回足す方が簡単です。
よくあるエラーと注意点
COUNTIFS関数で最も重要なルールは、「すべての『条件範囲』の行数と列数を同じにする」ことです。
例えば、条件範囲1が `B2:B11`(10行)なのに、条件範囲2が `C2:C10`(9行)のようにサイズが異なると、#VALUE!エラーが発生します。指定するすべての範囲が、同じ大きさの長方形になるように意識しましょう。
まとめ
COUNTIFS関数をマスターすれば、Excelでのデータ集計能力が飛躍的に向上します。
- 複数条件(AND条件)で個数を数えたいときに使う。
- 「条件範囲」と「条件」をセットで指定していく。
- 日付や数値の範囲指定も、比較演算子を使えば簡単。
- 最も重要な注意点は、すべての条件範囲のサイズを揃えること。
複雑に見える集計も、条件を一つずつに分解してCOUNTIFS関数に当てはめていけば、必ず答えにたどり着けます。ぜひ活用してみてください。